気功の【周天】とは何でしょうか。周天とは氣を巡らせること、氣を循環させることをいいます。
自分で体内の気をコントロールし、全身に気を巡らせて、経絡に気をとおして循環していく。
今回は脚に集中して行なっていきます。脚に良い気を循環していきましょう。
足の気血を循環しよう
ずっと健康で、病気知らずでいる。そのために、全身の周天を行なっていきたいのです。その周天で、全身に気を循環するにあたって「足って感覚がよくわからない。。。」と、いう意見をちらほら聞きます。
たしかに手にくらべて、足は気の感覚がわかりづらいかもしれません。ただ、それも最初だけです。やっていけば必ず分かるようになります。そもそも、足での気の感覚がわかりづらいのは、脚の血行、血流が悪いことも原因のひとつです。【氣】と血液の流れは密接です。血行不良は気の流れも悪いです。血行が悪いことで、冷えやふくらはぎのむくみの原因になります。
血行も、気の流れも、良くしていきましょう。
足の三陰三陽
脚には6つの経脈がとおっています。6つの経脈は【陰】と【陽】に分かれています。
足の三陰経脈 太陰脾経 少陰腎経 厥陰肝経
足の三陽経脈 陽明胃経 太陽膀胱経 少陽胆経
これらの経脈は、脾臓・腎臓・肝臓・胃・膀胱・胆のうの臓腑に属し、経穴は治療にも使われます。
気血を循環することの効果
足の経脈に気をとおすと、6つの内臓・器官が活性化します。内臓が心配な方にはおススメです。血行が良くなれば冷えやむくみも解消されます。代謝が上がって免疫力もアップします。【陰】と【陽】のバランスも整います。
どんな成果が出るのかはもちろん個人差がありますが、まずはあなたが実践して【氣】を体感してみましょう。
気を感じてみよう
初めてこのsiteをご覧になった方は、気を感じることから始めていきましょう。
【気功講座１】から順番に進めると分かりやすいです。→【気を感じてみよう】
足周天のやり方
今回は仰向けに寝そべって、脚をあげた状態で行ないます。リラックスしてできる場所がいいです。
動画でもやり方を説明してるので、まずは映像を観ながら実践までをご覧ください。一緒にやってみましょう。
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いかがでしたか？
- 足から気を感じる
- 息を吸って気を脚元まで下す
- 息を吐いて気を足先まで上げる
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呼吸に合わせて、脚で気を上げ下げして循環していきますが、最初は 1.足から気を感じる だけでも十分です。ヒザは伸ばさず、必ず少し曲げて行ないます。
※ はじめから長時間行なうと足がしびれたり、足がつったりする心配があるので、ご自身のペースで行なっていきましょう。
カラダの力を抜いて、足の力を抜いて、脱力して、とにかくリラックスです。
続けていくことの成果
「全部できた！」と、いうあなたは素晴らしいです。ぜひレベルアップを目指してください。
「なんだかよく分からなかった…。」と、いうあなたへ。最初はそんな感じです。がっかりすることはありません。
ココロもカラダもリラックスして行なうと【氣】の流れが体感できます。あせらず、ムリせず、定期的にやってみてください。必ずあなただけの成果が実感できます。継続して行なうことで、気を感じる感覚も、気功師としての気力も高まります。
このサイトでは50以上の練功や、日常の気の活用法を紹介してます。一つだけやり続けるのではなく、他の練功もくみあわせてお試しください。
「足から気を感じる方法」としては、こちらも参考にしてください。
「天の気」「地の気」に関しては、こちらを参考にどうぞ。
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