何事も、基本の基礎は大事ですよね。気功もそうだと思います。
・気を感じること ・気を出すこと
気功ではこの2つがないと、その先のことがままなりません。今回は「気を出す」ことに重点をおいてやっていきます。この基本ができれば、いろんな応用が広がります。
とくに「ヒーリングをしたい」「気功治療がしたい」と、いうあなたにおススメです。
気はエネルギー
【氣】はエネルギーです。誰でもこの気のエネルギーを持っています。
今回は自分の意志で、自身の気のエネルギーをコントロールし、放出していきます。この練功は手から気を発していくので、発気(はっき)といいます。手から気を発すって、かめはめ波をイメージする方もいるかもしれません(笑)。気功で気を出す方法は手だけじゃありませんが、今回は手で行なっていきます。
気の出し方
掌全体で気を出していく、というよりも、手のひらの中心にある経穴【労宮】から気を出します。
労宮を意識しよう
気功ではおなじみの万能ツボです。
労宮の位置は、手をグーの形で握って中指、もしくは薬指の先が当たる場所と、云われています。どちらの位置が正しい労宮の経穴なのか調べてみました。労宮は厥陰心包経の経穴ですが、ピンポイントで気を流すとどちらの位置でも経絡に沿って気が流れたので、どちらの位置を労宮に定めても大丈夫です。
このツボを押すのも効果がありそうですが、厥陰心包経の経脈のツボである労宮は睡眠や精神の安定、心の機能を改善する穴性があります。労宮から気を出し入れすると、心包の経脈の流れも良くなります。この気功を練習すると、それだけでカラダが健康になりそうです!
最初はイメージ
労宮の位置が分かったら、「気を出す」ことをイメージしてみましょう。意識してやったことがない方は、気を出すってどうやって??と、思うかもしれませんが、とにかく最初はイメージなんです。動画でもやり方を説明してるので、まずは映像を観ながら実践までをご覧ください。
基本の姿勢
では、映像を観ながら一緒にやってみましょう♪
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いかがでしたか?
労宮から労宮へ気をおくる
最初は集中力がいるかもしれませんが、労宮の位置に意識を向けて、気を出すイメージです。 集中して気を「出す! 出す!!」と、念じてると力が入ってしまいがちですが、肩の力をぬいてリラックスして行ないます。集中してるのにリラックスって、難しく聞こえそうですが、これも慣れです。リラックスしてできるようになるまで、繰り返しやってみましょう。気を出している反対の掌から、もぞもぞしたり、ふわふわしたり、空気が圧縮したような感覚が感じられたら、成功ですね! しっかりと気が出せてます!!
「よくわからなかったな…」と、いう方は時間をおいてまた改めて行なってみてください。やっていくとコツをつかんで必ず出来るようになります。
手から気を出すことの効果と応用
この練功を行なうことで、「気を出す」こと「気を感じる」ことの両方ができます。右が「気を出す手」、左が「気を感じる手」と定めずに、チェンジして左右両方で同じように練功してみましょう。これから気功を学び進めていくには、左右の手で同じように「気を出す」ことが出来たほうがバランスもとれるし、なんといっても便利なんです! ヒーリングや、これから気功治療を行ないたいあなたには必須です。定期的に行なうことで感覚も優れ、気力も高まります。
気功を学んでいなくても、意識していなくても、私たちは常に氣を身にまとっているようなものです。
常に持っている気のエネルギーを意識してコントロールして使えるようになると、自分や他者の心身の健康はもちろん、日常生活でも食べものや植物、好きなパワーストーンやパワースポット等、新たな発見が出来たり成長を促せたり・・・ 氣をつかえるようになると、あなたにとっての楽しさは無限に広がります。人生の喜びが格段に増えていくんです。
そんな幸せな未来を想像しながら、あなたがこの【気のつかい方】を気長に楽しく学んでいってくれたら私も嬉しいです。
もっと明確に気を出したい!と、いう方は下記の練功をお試しください。
やってみた感想など、ぜひ下のコメント欄、もしくはLINE友だちから聞かせてください。あなたからのご意見を参考にさせて頂いてます♪ ご意見・ご要望・感想、とても嬉しいデス♡
ご覧いただきありがとうございました。
あなたに良い気がとどきますように (^.^)/~~~☆