肝経

肝経とは経脈のことです。

肝経の正式名称は厥陰肝経(けついんかんけい)といい、気功においては経脈に気を通すことで臓器や器官が活発になります。【肝】の機能を活発にするためにはまず、気を循環しやすくすることです。

日常でできる、いちばん良い方法を紹介します。

厥陰肝経の効能

厥陰肝経の経脈には、肝臓や目の治療に用いるツボがあります。気の巡りやカラダの血量を調節する働きがあり自律神経の中枢といわれています。

怒りやイライラの感情で肝の機能が失調し、それがカラダの不調の原因になります。気をつけたいところですが、逆に感情の起伏がなさすぎても良くはないので、過度にならないようにしていきたいですね。

肝経を循環しよう

大敦

厥陰肝経は足の親指にあるツボ【大敦(だいとん)】から、胸の下の位置【期門(きもん)】までが経脈のルートです。足のつま先は心臓からいちばん離れているので、特に血流が滞りやすいです。まずしっかりと血行と血流を良くしていきます。

今回は内転筋群に効くので、運動不足の方はもちろんですが

  • 日頃からストレスがたまっている
  • イライラが多い
  • 飲み会が増えている

そんな方は【肝】機能のケアとしてもオススメです。

効果を上げる方法

肝経の効果を体感するには、経脈に気をとおして循環することです。【肝】の機能の効果を上げるには、経脈の血行・血流をよくすれば気が通りやすくなります。

動画でやり方の説明から実践までを行なっています。映像を見ながら一緒にやってみましょう。

⇩⇩⇩

 

いかがでしたか?

.横幅15センチくらいで歩く

2.足が地面についたら親指で押す

毎日のお散歩・通勤・出勤・お買い物など、その際にお試しください。

やってみると分かりますが、最初はけっこうキツイです。1分からでチャレンジしてみましょう。(それでも筋肉痛になるかもしれないので、加減しながらあなたのペースで行なってみてください) たったこれだけを意識して歩くことで、肝経のルートであるつま先から内腿、お腹までの血行はよくなっていきます。

気血が循環する準備はできたので、あとは気を感じてみましょう。

気を感じてみよう

初めてこのsiteをご覧になった方、もしくは気功初心者の方は、気を感じることから始めていきましょう。

【気功講座1】から順番に進めると分かりやすいです。→【気を感じてみよう】

足から気を感じるには、こちらを参考にやってみましょう。

【足から気を感じてみよう】

【足周天のやり方】

健康維持は継続していくこと

内転筋群

今回のやり方は内腿、内転筋群を意識して使うことで、ガニ股の予防にもなります。たまに膝が痛むという方は、この内腿を鍛えることも大事ですね。

そして浮き指(力を抜いて真っ直ぐ立ったときに、足の指が地面についていない状態)の方にもオススメです。放っておくと、膝はもちろん腰痛の原因にもなります。改善するためにも、親指で地面を押す! を意識していきましょう。

1回行なって気功の効果、健康の効果を実感する方もいるでしょう。ですが「健康を維持」していくには「継続すること」です。

やってみて効果を実感した方も、「あまりよく分からなかった」と、いうあなたもぜひ定期的に行なってみてください。

特に今回の方法は、日常で取り組みやすいです。

「歩く」という有酸素運動は、脂肪燃焼効果を高め毛細血管を増やし、血行・血流をアップしてくれます。あとは気を感じるだけです。

日々の生活の中、ちょっとずつやる! この方法がベストです。

 

やってみた感想など、ぜひ下のコメント欄、もしくはLINE友だちから聞かせてください。あなたからのご意見を参考にさせて頂いてます♪ 

ご覧いただきありがとうございました。

あなたの健康を願ってます(^.^)/~~~☆