私は気功を習い始めたころ、【静功（せいこう）】（じっとして動かないで行なう気功）は「ちょっと苦手…」と、いうよりも「退屈でつまらない」という物足りなさを感じてました。ですが今では、今回のようなじっくり時間をかけて行なう気功が、味わい深くてスキになってます♪
あなたも【足から気を感じる方法】を、じっくり味わってお試しください。足から気を感じることができると、気功の応用が日常でめっちゃ広がります。
少陰腎経（しょういんじんけい）とは？
足裏の経穴【湧泉（ゆうせん）】を起点として、足の内側から上半身を上って鎖骨の下の【兪府（ゆふ）】までの経脈を云います。 腎は全身の水分の代謝を調節する働きがあり、五臓六腑に精を提供して人体の生命活動を維持している。
湧泉（ゆうせん）の効果
足裏の中心よりやや上、人差し指と中指の付け根の位置にあります。万能ツボといわれる【湧泉】は、腎臓の反射区にあたります。足裏マッサージでは必ず最初にここを押します。この気功を始める前など、たまにこのツボを押すといいですね。
冷え・むくみ・血行促進・疲労回復・気力・体力・のぼせ・不眠・腎臓・歯痛・内臓強化等
腎臓は内臓の中で一番大事とも云われます。逆に、腎臓が悪くなると他の臓器も悪くなるといわれるので、健康のためにもここは重要なポイントです。
とくに病気の治療などで、強めの薬を長期で服用している方は腎臓に負担をかけていたりします。そんな方には、この気功は特におススメです。
足から気を感じる方法
手のひらで感じるのと同じように、足からも気を感じてみましょう。足裏の【湧泉】を意識して気を感じていきます。今回紹介する気功は「中級」くらいなので、初めてこのサイトを訪問した方、気功をやったことがない方は【気功講座1】を先にご覧ください。
基本の姿勢
動画でもやり方を説明してるので、まずは映像を観ながら実践までをご覧ください。 では、映像を観ながら一緒にやってみましょう♪
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いかがでしたか？
湧泉を意識して、足から気を感じる
手のひらで感じるより時間かかるかもしれませんが、足から気が感じられるようになれば、湧泉の経穴から少陰腎経の経脈に気がとおります。
足裏は心臓から一番遠い位置にあるので、寒い時期はとくに血行が悪くなりがちです。それが冷えやむくみの原因になります。【氣】と血液の流れは密接な関係で、カラダに気がとおれば血流も良くなります。
よく分からなかったら･･･
氣の感覚が最初はよく分からなくても「自分はできないんだ」と、思わないでください。定期的に行なえば必ず出来るようになります。
裸足でやる必要もないんですが、あなたのやりやすいほうで行なってみてください。慣れれば靴下をはいてても、靴を履いてても、座ってても出来ます。
室内でよく分からなかったら、外に出て自然や緑のある所で行なってみましょう。近くの公園やパワースポットで試してみてください。基本的には足から感じとる気は【地の気】です。その土地、その場所のパワーの強弱は多かれ少なかれあり、しかも一定ではありません。いろんな場所で試すと面白です。もちろん【地の気】は建物の10階でも20階でも感じることができます。
足から気を感じる効果
【湧泉】を意識して行なうことで、足裏全体から気が感じられるようになります。これが出来るようになると気功のレベルが上がり、応用も広がります。日常の楽しみとしては、やはりパワースポットですね♪ 強力な場所だと、勝手に足からビリビリと氣が上ってくるので面白いです。自分だけのパワースポットが発見できたりします。 参考にこちら→【パワースポットのみつけ方】
陰と陽のバランスを調整することができて、マインドフルネスの効果もあります。リラックスして、焦らずじっくり楽しんで行なってみてください。
収功
映像で、最後に【収功（しゅうこう）】を行ないました。練習後は必ず気を丹田に収めますが、今回は正式なバージョンで行ないました。一般的に、男性は左手が下、女性は右手が下になるように手を重ねて、最後は下丹田に気をおさめます。また別の機会に詳しく紹介したいと思います。
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ご覧いただきありがとうございました。
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