中脈と聞いて、「ナニそれ?」と、思う方も多いかもしれません。経絡や東洋医学に興味がないと、あまり聞かないですよね。
臓腑と繋がってる十二経脈に比べるとちょっと地味な印象もあるかもしれませんが、実はこの中脈、気功においてはとっても重要なんです。
中脈とは?
中脈とは、会陰のツボから頭のてっぺんの百会まで上半身の、まさにカラダの中心を流れる経脈です。
ここを意識して気を通していくことは、筋トレでインナーマッスルを鍛えるようなものです。運動において体幹が大事なように、気功では中脈がそうです。
中脈に気を流す効果
中脈に気を流すことで、血行が良くなります。代謝が上がって免疫力も高まります。
小周天を行うときに必ずこの中脈に気を通すことが必要になります。(小周天の種類によります)
体内の経脈に気を循環していく小周天や大周天には、今回の中脈のとおし方は必要不可欠の技です。
カラダの中心で気の上げ下げを行うと、単純に身体も温まります。中脈を意識することは瞑想やグラウンディングにも効果があります。
ぜひやってみましょう。
中脈のとおし方
自分のカラダの中、体内の中心で気を感じる、気を通す。
ハッキリ言って、最初はなかなかに難しいかもしれません。なので、分かり易いように体内で気を体感する【コツ】をお伝えします。
まずは気を感じてみましょう。
気を感じてみよう
初めてこのsiteをご覧になった方、もしくは気功初心者の方は、気を感じることから始めていきましょう。
【気功講座1】から順番に進めると分かりやすいです。→【気を感じてみよう】
基本の姿勢
動画でやり方のコツから、実践まで行なってます。段階を踏んで一緒にやってみましょう。
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いかがでしたか?
- 息を吸って、力を入れて気を上げる
- 息を吐いて、力を抜いて気を下げる
これを繰り返して循環します。
ポイントは骨盤底筋ですね。力を入れて締めて、力を抜いて緩めて、を繰り返すと尿もれや子宮脱、膀胱脱の予防にもなります。
気を循環させよう
最終的にはどこにも力を入れずに、気を上げ下げしていきますが最初はポイントとコツが必要ですね。あとは意識して、定期的にやっていきましょう。
継続することで感覚が磨かれ、自身の地力が高まります。会陰から百会までの気の循環で、上丹田・中丹田・下丹田が刺激されます。
やり始めは「これでホントに出来てるの??」と、感じるかもしれませんが、実はあなたが意識するだけで気は循環してるんです。
あなたが気を体感するには、続けて実践していくことです。
ぜひ定期的に行なっていきましょう。
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ご覧いただきありがとうございました。
あなたに良い気がとどきますように(^.^)/~~~☆