気功では全身に気を通したり、経絡に気を流す【小周天】や【大周天】といった方法があります。自分の体内で氣をコントロールし、経絡に気を流し、足りない気を補い、気血を調整し、活性化する。自身でそれが出来たら、「病気にならない」「癌にもならない」「いつも健康でいられる」そう云われています。
今回はその【小周天】や【大周天】を行なうための準備運動を行ないます。やることはめっちゃ簡単です♪ 気功初心者の方はもちろん、血行不良や内臓器官が心配な方にもおススメです。
十二経脈とは
十二経脈はそれぞれ臓腑と関連していて、手足で三つの陰経と、三つの陽経になっています。
手の三陰経脈 太陰肺経 少陰心経 厥陰心包経
手の三陽経脈 陽明大腸経 太陽小腸経 少陽三焦経
足の三陰経脈 太陰脾経 少陰腎経 厥陰肝経
足の三陽経脈 陽明胃経 太陽膀胱経 少陽胆経
両手に六つの経脈、両足に六つの経脈、あわせて十二経脈になります。特に名前を覚える必要はないと思いますが、十二経脈は六臓六腑に属しているので、自身の中で「十二の内臓や器官が活性化するんだ!」と、自覚してやってみましょう。
中府(ちゅうふ)から始めよう
鎖骨の下、烏口突起の手前の位置にある肺経のツボ【中府】から軽くたたいていきます。
今回行なうのは【氣】をとおすための準備運動なので、「ここに気を通す!」「ここに気が流れる!!」と思いながら実践してみてください。気を通りやすくするために、経脈のルートをマッサージするようにたたいていくと血行や血流が良くなります。そうなると、気の流れも良くなるんですね。
十二経脈に気を通すために
気功の練習とは、気を感じやすいカラダ、気がとおりやすいカラダをつくることと同じです。最初からいきなり全身の経脈に気を流そうとするのはちょっと難しいと思うので、段階をふんでいきましょう。全身の経脈に気を流し、循環していく【大周天】を行なう前に、今回の気功で経脈のルートをカラダに覚えさせましょう。
動画で経脈のルートとやり方を説明してるので、実践までご覧ください。映像を観ながら一緒にやってみましょう♪
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いかがでしたか?
三陰三陽の経脈をたたく
やっているとだんだん強くたたきたくなるんですが、痛くない程度ならいいと思います。たたくことで血行や血流が促進されて、気の巡りが良くなります。何回やってもいいんですが、一連の動作を3回は目安としてやっていきましょう。
実際、これを行なうだけで気がとおったり、経脈が活発になったりします。ぜひ定期的にやってみてください。
気がとおりにくかったら
実際に自分のカラダに「氣を流す」ことをしていくと、氣の流れにくい箇所が分かると思います。それが分かったら自分で重点的にその箇所をたたいていきましょう。「ここに気がとおる!」と思いながらやっていきます。
六臓六腑と連なっているので、あなたに心配な内臓器官があったら、その経脈を繰り返したたいていくのもいいですね。
気功の練習をしたい方・上達したい方へ
このsiteでは、現在までに30以上の講座を紹介してます。
その中からあなたのお気に入りを見つけて、ひたすらその功法だけを繰り返し行なっていくのもいいんですが、出来ればいくつかを組み合わせて練習していくことをおススメします。例えば、【発気】をやる前に今回の【拍打経絡】をするとか、【龍功】をしてから【通天大道】をするとか、日によっていろいろ変えてみたり… そうすると氣を「感じる」「もらう」「あげる」ことがわかるようになり、【陰】と【陽】のバランスも整います。
ぜひ定期的にいろんな功法を試してみてください。よく分からない方は【気功講座1】から順番に進めることをおススメします。
もちろん、継続することが一番の上達法です。
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