労宮(ろうきゅう)
万能ツボといわれる【労宮】。
掌の中心なので気功でももっぱら出番が多いんですが、以前から「人差し指と中指の間」と「中指と薬指の間」の説がありました。
検証結果
どっちもオッケー〇です!!
ピンポイントで試したら、どちらも経絡に沿って気が流れました。
気功の一番最初の初歩、手のひらを合わせて気を感じる・錬成する(垃気)などを行う際(初級編#1参照)、「労宮と労宮を合わせて」と、よく言われます。おそらく気を活用するうえで、一番活躍してるツボなんじゃないでしょうか。
気功師によっては「この労宮から気を出し入れする」とか、「ここが掃除機みたいに、気をガーーっと吸うイメージ」とか評されます。(笑)どれも間違いじゃないので、あなたのイメージしやすいものを活用してください。
【労宮】のつぼの効能は、動機・睡眠症状を安定、心の機能を改善、口内炎、集中力UP。
リラックスしたいときにここを押したり、息を吹きかけたりすると血流も良くなります! たまに活用するといいですね(^-^)
ツボの名前って、由来とか見てみると面白いですね。【労宮】の「労」は、「労働」「疲労」を表わすようですが、「苦労」も入るかな☆
心包経
労宮は【手の厥陰心包経(けついんしんぽうけい)】という経絡の経穴の内のひとつです。
【心包】は五臓六腑に属さない実体のない臓器と、いわれています。いまいち謎なんですが、心を包む膜と云われ、邪から心を守る役割を持ちます。すばらしい!\(^o^)/
胸から脇を通って、腕から手の指先へ流れるこの経絡は、初期の段階で「経絡に沿って気を流す」練習を行います。
ぜひ覚えておいてください☆
あ ツボの名称を全部覚えなくて大丈夫デス。次回、気功講座#7「経絡に気を流す」で大体の位置が分かってきますから!
- 気を感じることが出来たら、自分のカラダに流していきます。
- 経絡に沿って気を流したり、内臓に気をあげたりすることができます。
- 自分で自分の状態を点検し、修復する。
- 自分で自分を元気にすることができる!
- 気功はセルフメンテナンスなんですね☆ (^^)v
では、次回をお楽しみに(^o^)丿 ☆彡