【小周天】や【大周天】というと、気功では最終目標のような奥義というイメージがあります。
自分で氣をコントロールし、経絡に気を流し、足りない気を補い、体内のエネルギーを活性化する。自分自身でそれが出来たら、
「病気にならない」「癌にもならない」「いつも健康でいられる」
そう云われています。
十年前の私は「自分で自分を癒して治療できたら、ずっと健康でいられる。病院に行かずに済むんだ。」と、思ってました。今でも思っています。
同じ想いを抱いているあなたへ。
気を循環しよう
【氣】は、『一か所に溜めておくもの』ではなく『循環させるもの』です。
『自分にたくさんエネルギーをいれてパワーアップする!!』そこまではいいんですが、その状態をずっと留めておくと疲れるし、逆に気が澱みます。『循環させる』ことで気や血液がめぐり疲労や不純物が浄化し、体内のエネルギーが活性化します。経絡に気がとおり内臓や器官が強化されます。気がめぐることで、3つの丹田も活発になります。
【大周天】は体内のヒーリングでもあり、最大のパワーチャージでもあるんです。
手が通ったところの気をかんじてみよう
さっそく実践していくのもいいんですが、「まだ気を感じたことがない」もしくは「気功をやったことがない」という初心者の方は、まずは気を感じてみましょう。
気のかんじ方
最初は自分の気を感じます。自分の両の掌を向かい合わせにして、掌から気を感じていきます。
詳しくはこちらの動画と一緒に行なってみましょう。→【気を感じてみよう】
やってみて何となくでも「これが氣なのかな?」と、実感出来たらOKです! 「まだよくわかんないんだけど…」と、思う方も焦らなくて大丈夫です。やっていけば必ず出来るようになります。気が向いたときに、肩の力を抜いて気長に試してみましょう。
初心者の方は【気功講座1】から順番に行なうことをおススメします。
大周天をやってみよう
「大周天は何年も修行してから最後に習うもの」と思う方もいるかもしれませんが、「まずはやってみよう♪」という気楽なノリで行なって大丈夫です(笑)
気をとおす経路を確認しましょう。
十四経脈と丹田
大周天はカラダの全身に気を巡らせていきます。手の三陰三陽と足の三陰三陽、任脈と督脈、そして上丹田・中丹田・下丹田に氣を循環します。
手の三陰経脈 太陰肺経 少陰心経 厥陰心包経
手の三陽経脈 陽明大腸経 太陽小腸経 少陽三焦経
足の三陰経脈 太陰脾経 少陰腎経 厥陰肝経
足の三陽経脈 陽明胃経 太陽膀胱経 少陽胆経
任脈 督脈
特に名称を覚える必要もないんですが、十二経脈は六臓六腑に属しているんです。せっかくなので自身の中で「十二の内臓や器官が活性化するんだ!」と、自覚してやってみましょう。
動画でやり方を説明してるので、実践までご覧ください。映像を観ながら一緒にやってみましょう♪
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いかがでしたか?
手が通ったところの気をかんじていく
動画では3回しか行なってませんが、5回は行なっていきたいところです。もちろん時間に余裕があるなら10回でも20回でも行なっていきましょう。
とにかくポイントは、
- 肩の力をぬいてリラックス
- ゆーっくり動く
あなたのペースで行なっていいんですが、力を抜いてゆっくり動いた方が気の感覚が分かりやすいです。はやくも「イライラや不安がなくなった」「やった後、身体がポカポカする」等、感想をいただきました。ウレシイです!
今回のやり方で気がとおる感覚がわかれば、座ってても立ってても、座禅を組んだ状態でもできるようになります。【大周天】は最終的に、じっとして動かない状態で、念で行なっていきます。
今回やってみて難しいと思った方は、さきにこちらの動画もお試しください→【拍打経絡】
継続は力なり
このsiteでは応用編を含めて50以上の気功の功法を紹介しています。
一つの功法だけをひたすら繰り返し行なっていくのもいいんですが、出来ればいくつかを組み合わせて練習していくことをおススメします。例えば、今回の【大周天のやり方】をやる前に【拍打経絡】をするとか、【龍功】をしてから【通天大道】をするとか、日によっていろいろ変えてみたり…
そうすると氣を「感じる」「もらう」「あげる」ことがわかるようになり、【陰】と【陽】のバランスも整います。 ぜひ定期的に行なってみてください。
継続することで感覚も上がり、結果があなたの健康につながります。
この気功講座であなたのお気に入りが見つかり、楽しんでもらえたら嬉しいです。
やってみた感想など、ぜひ下のコメント欄、もしくはLINE友だちから聞かせてください。あなたからのご意見を参考にさせて頂いてます♪ ご意見・ご要望・感想、感謝デス♡
ご覧いただきありがとうございました。
あなたの健康を願ってます(^.^)/~~~☆彡