冬でも夏でも、足元が冷えやすい人は多いです。それもそのはず、足先は心臓から一番遠いので、血流が滞りやすいです。血行が悪いと、冷えやむくみの原因になりますし、気の流れもよくないです。
気の通りを良くするためにも、気血を促していきましょう。
太陰脾経の経脈を意識しよう
足には6つの経脈が流れています。
『脾経・腎経・肝経・胃経・膀胱経・胆経』今回紹介する方法で、この6つの経脈の流れも良くなります。経脈の流れがよくなると、内臓の調子も整います。
五行説では【土用】の時期は脾臓に影響があらわれやすいので、とくに脾臓のケアを意識して行なっていきます。脾臓は胃の働きを助けて、消化吸収を調節し、栄養分を全身に送る臓器です。経脈の流れをよくするポイントとして、経穴を刺激していきます。
隠白(いんぱく)
足の親指の爪、内側にあります。
自律神経のバランス 血糖値の調整 急性胃炎 不眠 過多月経 出血を止める効果もあり
足の親指には大脳や小脳、首のの反射区があり、人差し指と親指で全体を揉みほぐすと安眠や頭痛やこりの解消にも期待できます。
三陰交(さんいんこう)
内くるぶしから指4本分上の位置。
冷え性 血行促進 生理不順 不妊 更年期 むくみ ホルモンバランス
肝経・腎経・脾経の3つの経脈が交わる「万能ツボ」と云われます。骨の際にあるので、最初はほぐすようにマッサージするといいですね。冷えてると、押すと痛いです。
血海(けっかい)
膝のお皿、内側角から指3本分上の位置。
血液循環 老廃物排出 生理不順 膝痛 更年期 むくみ 貧血
血海は三陰交とともに、婦人科系のお悩みにはよく効くといわれるツボです。この2つは定期的にほぐしていきたいところです。
足の気血を循環させるために
動画で経穴の位置や詳細、気血をうながすやり方を行なっているので、観ながら一緒にやってみましょう。
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いかがでしたか?
経穴を刺激する
力を入れて、息を吸って気血をあげる
力を抜いて、息を吐いて気血を下げる
最初は呼吸にあわせて、上げ下げを意識してやってみましょう。続けてやっていくと、気血の上げ下げがわかるようになります。これだけでも血行が良くなりますよ。
※(映像で
ミスが一つ) 土用の説明で「夏至」と言ってますが、間違いです。 四立(立夏・立秋・立冬・立春)の直前約18日間なのです。 たいへん失礼しました。
続けていくことの効果
足の指には脾経だけでなく、肝経や胃経、胆経や膀胱経の経脈のツボがあります。足裏の中心には腎経の経脈の起点があります。
この【気血をうながす方法】を定期的に行なえば、6つの経脈の流れがよくなり、6つの臓腑の調子を整えることができます。
内臓の不調が気になる方、
消化器系や循環器系、ホルモンバランスや自律神経を整えたいあなたにオススメです。
血行・血流はもちろん、気の流れが良くなることで、大周天を行なうコツをつかめます。
まずは血行をよくして、冷え・むくみを解消していきましょう。やってると単純にカラダがあったまりますね。
気功に興味のあるあなたへ
気功をもう少し詳しくやってみたい方は、【気功講座1】から順番に行なうことをおススメします。
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